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・介護サービス(施設サービス、在宅サービス)について、町村間で格差があり、保険料を圏域内で統一する以上、平準化を図っていく必要があった。

・統一したコンセプトによる整備を実施するにあたり、各首長の意見の相違により若干の変更が生じた。

 

■運営面や利用面に関する問題

 

・施設を作った後の運営面における問題。維持管理についての資金の問題。情報機器の進歩が早く、すぐ時代遅れとなり、それに対する改良等が、資金面で困難。

・電話での情報の取り出しに対する認知度が低く、つながりが悪かった。

 

■施設の欠陥

 

・スタッフの事務スペースの不足。

 

■未整備

 

・事務局の設置場所が無く、会長宅としている。

・交流拠点となるべき施設や道路交通網が未整備であった。

・市町村にインターネット接続環境がないところもあった。組合において一部措置したものの、全ての市町村がダイアルアップ接続でインターネットに繋いでいるにとどまり、LANや専用線による環境が早期に望まれる。

 

問3-1 組織の形態

 

■組織づくり

 

・隣接圏域との交流事業については、イベントを実施するにあたり、2つの公共団体からどのように経費を出し合い、また、取り扱うかで議論があったが、実行委員会組織を作り、一本化することで対応した。

・当初の計画段階では事業実施に向けて、観光・農政主管課、関係団体も含めた形の組識づくりを考えていたが、時間的な制約もあり協議会のみで事業を推進することとなった。

 

 

 

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