・民間からの協賛金が集められない。
・文化庁の「文化のまちづくり事業」に指定され、2000万円は入るが400万円足りなかった。そこで、住民メセナ団体、サポーターズクラブが発足することとなり、400万円を一般会計へ寄付してもらうことで、この事態を乗り越えた。
・基金を造成し、その果実を活動資金とする方針で目標を10億円として、各種団体、企業などを回り出資の募集に苦労した。
■活動資金の不足の問題
・参加者にイベントを楽しんでもらい、「森林やきれいな河川等の自然のおかげで楽しめた」と認識してもらうことを狙っていたため、多額の参加料を徴収することもできず、結果として活動資金不足に陥った。
・会費・物産展手数料等のみで事業費の捻出程度が限度であり、町村会からの助成が必要である。資金不足のため、専任の職員を雇用できず、十分な活動ができない。
問3-1 人材
■専門性を有する人材の欠如
・アートの分野に精通する人材がいないことや世界のアーティストに呼び掛けのできる人材がいないため、総合コーディネーター制を採用し、一括委託方式をせざるを得なかった。
・文化施設に詳しい職員がいないスタートであった。文化会館を造るという話になり、すぐ原案を作れといわれても知識がないという状態であった。
・広大な地域で様々な人材があるが、まだまだ埋もれて探し出せない部分も多く、観光ガイド、インストラクタ等については、発掘、研修を重ねる必要がある。
・全体的に人材不足であることは否めない。自治体連携の協議会であるため、事務的作業中心に偏りがちで、アイデア・ノウハウが不足し、各町村の特色を合わせた効果的な事業の企画立案が出来にくい。