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・担当者の考えや人事異動に伴う継続的な取り組みの難しさがある。

・広域的な枠組みが他にもあることや、予算的な面についても事業効果、事業のメリットの議論がある。

・関係町村、関係団体などにあらかじめ趣旨を説明したが、広域連合との対象町村の違いなどの事業整合性の調整に時間を要した。

・圏域9町村の面積が広大であるため、圏域同事業の実施調整に不安があった。

 

3. 問題点が多かった

 

・今までの行政手法と異なる取り組み。

・各市町村間に行政運営上、手法の手違いがあり、互いに馴れるまで時間がかかった。

・文化施設に詳しい職員がいないスタートであった。

・施設の建設位置に関して綱引きがあった。

・住民の意識と行政側の意識のズレがあり、住民が行政に反発し、住民団体を発足してしまった。

・基本構想作成の時間がなかった。

・下流域住民や市町村等の協力体制の確保。

・各市町村のバス利用の問題。存続路線との重複の問題。

・郡域、県域を越えた交流の例が少なく困った。行政ベースの事業ではなく、住民団体主導のサミットを目指したが、各町の組識団体の有無や活動状況に差があり、集約に困った。

・山間地のため3村の事務局間が離れており、特に冬季は雪のため幹線道路が不通になり会合が開きにくい。

 

 

 

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