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前年度の日帰りから1泊2日の事業となったが、前年度に近い130名の参加を得た。

文化創造事業の展開も10年度の「冬の阿蘇」事業の新しい側面である。阿蘇の地域づくりに賛同する泉谷しげるによるコンサート「阿蘇シリーズライブ」が、12月に3町村で催された。2町村では地元のサークルが主催団体となった。合計で900名の参加をみた。また、食文化の創造ということで、「阿蘇の赤牛なんでも料理店」の事業が行なわれた。阿蘇特有のあか牛のあらゆる部位をおいしく食べるという主旨で、料理人や地元の赤牛倶楽部等の参加を得て、通年にわたって取り組まれた。

その他、10年度にも、前年度に引き続いて、「冬の阿蘇広報宣伝事業」が行なわれた。

「冬の阿蘇を創ろう!」運動の4年目に当たる11年度の事業は「200年・冬の阿蘇を創ろう」事業として個々の活動が新たな展開をみせると共に、それぞれが位置づけられ体系化され、多数の地元の住民やグループ・団体がかかわりつつ実施される段階に入っている。

そのプログラムを、デザインセンターの若井康彦事務局長は表6のようにとりまとめている。

 

表6 「冬の阿蘇を創ろう」平成11年度プログラム(案)

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(阿蘇地域振興デザインセンター事務局長若井康彦氏による)

 

 

 

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