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写真4 デイサービスセンターの浴室(吾川村 とちの木園))

 

(iii) 訪問入浴サービス事業

 

訪問入浴サービスは、現在、3町村のエリアで事業展開をしているが、将来的には、道路の関係で県境を越えて廻りこまないと行けない集落がある関係上、県境を越えて隣接町村へのサービス展開することも考えている。平成10年度の利用実績は次の通りであり、収支的にはほぼトントンの状況となっている。

 

表4 平成10年度の訪問入浴サービスの利用実績

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このほか、先に挙げたホームヘルパー養成講座の開催、池川町高齢者生活福祉センターみやび苑の管理運営受託、福祉用具貸与などの事業にも取り組み始めている。

 

3. 広域的連携の意義・効果と課題

 

(1) 広域的連携の意義・効果

 

介護保険の実施を前に要介護者の認定作業などを広域で行うケースは見られるようになってきたが、財団という公的な色彩が強い組織が広域でサービス提供を行うケースは全国的に見ても非常にまれなケースである。

 

 

 

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