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西仁淀介護公社のホームヘルパー事業の特徴はパソコンと携帯端末を使ったヘルパー管理を行っている点にある。

ヘルパーのオペレーション自体は、3事業所個別に行っているが、事業所単位では、訪問スケジューリングや日報作成などを事業所のパソコンで行い、その内容を携帯端末に転送、ヘルパーは巡回中にケース記録を入力したり訪問内容を確認したりという作業を携帯端末で行っている。訪問後の事務所に戻ってからの記録作成は、携帯端末から再度データを転送すれば、効率的に日報などが作成ができるというしくみになっている。

 

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写真2 携帯端末とパソコンを使った日報作成

 

(ii) デイサービス事業

 

現在、構成3町村毎にデイサービスセンターを抱えており、公社は各自治体から施設を借りて運営を受託している。デイサービス事業に従事している職員は各施設5〜6名で、公社全体では15名程度となっている。また、デイサービス事業の1日あたりの平均利用者数は15.1人となっている。

池川町にあるデイサービス施設は、広域事務組合が運営している特別養護老人ホームに併設している。実際の運営はデイサービス部門を町から公社が受託し、その後公社から広域事務組合に再委託を行っており、一体的な運営が図られている。

 

 

 

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