そこで、地域の個性や住民のニーズに見合った、きめ細かな保健福祉サービスを、一元的に提供することにより、地域に居住する高齢者の保健・福祉の増進に寄与していくことを目的として事業立ち上げが行われた。
平成6年当初は、ホームヘルプサービス事業のみでの立ち上げであったが、平成7年度からはデイサービス事業、平成10年度からは訪問入浴サービス事業が移管され、現在のような事業構成になっている。
C. 事業内容
(i) ホームヘルプサービス事業
現在は、各現地事務所をベースにオペレーションを組んでいる。ヘルパーは全部で常勤11名であり、非常勤も入れると28名体制となっている。現状では、この体制ではサービス供給に少し足りない状況になっている。公社のヘルパーは基本的に公社専属であり、社協の事業にヘルパーを援用することはない。
平成10年度の利用実績は次の表の通りである。
表2 利用実績
また、1時間あたりのサービス単価は次の通りである。
単価(共通)
<滞在型>
身体介護中心:2,890円
同 時間外:3,610円
家事援助中心:1,790円
同 時間外:2,230円
移動時間:1,790円
<巡回型>
昼間:1,450円
早朝夜間:1,810円
深夜:2,890円
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