(2) フットワークの軽さとドゥタンク
課題にもあるように、実際の運営には構成市町村問のバランス感覚が求められる。四万十ドラマの場合には、第3セクターでありながら、日常の運営は事務局に任されており、発想の柔軟性やフットワークの軽さが、構成市町村間はもとより、対地元、対企業、対会員などへのバランスある対応に役立っている。広域で取り組む場合、利害調整に手間取り、事業や対応のタイミングを逃してしまうこともあるが、それをカバーする機動力を備えることが重要である。
また、実際に活動した中から次への展開が開けることもあり、前段の企画調査が地域の「シンクタンク」機能を果たすとすれば、十分な機動力を持ち地域の中でまず動いてみる「ドゥタンク」機能を併せ持つことで、活動の幅を広げることができるようになるのだろう。
関連URL
高知県 http://www.pref.kochi.jp/
高知県文化環境部四万十川対策室 http://www.pref.kochi.jp/~shimanto/
高知県の市町村便り http://www.pref.kochi.jp/info/city/towntop.htm
高知県立四万十高校 http://www.edu.net-kochi.gr.jp/home/shiman-h/
十和村 http://www2.net-kochi.gr.jp/~towa/
幡多広域市町村圏 http://www.gallery.ne.jp/~hatamap/
四万十ドラマ http://www.bekkoame.ne.jp/~shimanto/index.html
四万十ドラマが編集した書籍「水」 http://www.mediaac.co.jp/s-drama/mizu/