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(iii) 人の確保

 

現在四万十ドラマの正社員は1名のみであり、不足分はパートタイム社員でまかなわれている。安定した雇用の確保や今後の展開を考えると新たな社員の補充も重要な課題となっている。

 

(iv) 事務所の確保

 

四万十ドラマの事務所は、かつて飲食業が営まれていた店舗をそのまま使用している。立派な事務所は必要ではないかもしれないが、現状の事務所は店舗をそのまま利用しているため、事務所としての利用効率が良くないことも事実である。事業拡大のためには新たな事務所の確保も課題のひとつといえよう。

 

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写真2 四万十ドラマ事務所

 

一方、事業運営に対する課題は次の通りである。

 

(i) 補助事業が打ち切り後の舵取り

 

平成10年度までは県や町村の補助事業を導入しながら経営を行ってきたが、平成11年度から補助事業は打ち切りになっている。自立した事業運営を行うために、柱となるような商品の開発を手がけるなど行っているが、その目処が立つまでの間の事業の舵取りはかなり厳しい状況が予想される。平成11〜12年度にかけて、事業運営を軌道に乗せられるかどうかが大きな山と言えよう。

 

 

 

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