また、夏と冬には、四万十川流域市町村の特産品カタログが送付されてくる。この通販の発注率は、送った会員の10%程度となっており、比較的高いのが特徴となっている。
「自然の学校」事業は、流域にすむ「村の人」が先生となって、四万十川流域に息づく生活技術や暮らしの知恵を、都会からの訪問者に教える事業で、平成8年から事業を行っている。平成11年度は、全国から約300名が参加した。講座名称は次の通りである。
・薪を割って風呂に入る学校
・自分の机を作る学校
・森を見る学校
・味噌つくりの学校
・魚釣りの学校
商品開発事業は、当初は地域の産品を都市住民や会員向けに販売する事業だったが、現在では、新たな地域産品の企画・開発や新たな流通チャネルの開拓などにも積極的に取り組んでおり、会員制度事業と並んで、四万十ドラマの大きな柱になりつつある。四万十ドラマを経由して販売されている特産品の販売額の推移は次の通りである。