以下では、行政評価制度の導入が今後本格化すると予想される市・区を中心としてその実態をみていくこととする。なお都道府県については、市・区との対比の観点で紹介を行っていく。
(参考) 市・区における人口規模別の導入状況
市・区においては、人口規模別に行政評価制度の導入状況が異なっている。政令市を除くと、人ロ規模が小さい自治体ほど導入が進んでいる傾向がみられる。
人口規模が小さい自治体ほど導入が進んでいる理由としては、人口規模が小さいほど役所の組織も小さく全般的に小回りがきくこと、首長の指導力も発揮しやすいこと、等が考えられる。その一方で、行政評価に対する意識が低い自治体も少なくないものとみられ、そのことが規模の小さい自治体ほど導入計画なしの自治体が多いという結果につながっているものと思われる。
政令市を除く市・区に関して概括的に述べれば、人口規模の小さい自治体は行政評価制度導入に関して積極的なところと、意識の低いところとに2極分化していると言えよう。一方、政令市はその規模や実施している事業の内容からみて、都道府県に近い動きをしていると考えられる。