5-2 官民接点情報システムのCS戦略(期待水準の適正化)
5-1節の冒頭で述べたように、官民接点情報システムのCS戦略においては、「期待水準の適正化」「CS調査システムの確立」及び「事業へのフィードバック」が重要な要素となる。本節では、その中の「期待水準の適正化」について述べることとする。
(1) 官民接点情報システムにおける「期待水準」とCSとの関係
1章で述べた通り、顧客が企業の商品・サービスに対するニーズがあった場合、顧客は各社の商品・サービスについて情報を収集し、それぞれに対し「期待」を抱き、選択の基準とする。その後、実際に企業の商品・サービスを利用・評価し、その評価結果(パフォーマンス評価)を無意識のうちに「期待」と比較することによりCSが形成される。