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2] 政治的プロセスの充実

賛成・反対の二者択一(対立的論争)ではなく、社会各層の人々の対話を通じて合意形成するので、政治的選択プロセスが豊かになる。

3] テクノクラシーへの抵抗

専門家はこだわりやしがらみがあるために、本質的な議論ができない場合がある。先入観のない市民の方が信頼性のある意見提起を行うことが期待される。

コンセンサス会議は、デンマークだけでなく欧米などに広がっており、日本においても、東京電機大学の若松征男教授らによる実験の試みがスタートしている。

 

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図3-3 デンマーク式コンセンサス会議の標準的手続

 

官民接点の情報システムについても、国民の意向を取り入れようと考えた場合、既存のユーザーやある程度の情報リテラシーを持った人だけに意見収集が偏ってしまうことが考えられる為、こういった手法を参考として、幅広い意見収集やコンセンサス形成のあり方を考えていくことが必要であると考えられる。

 

 

 

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