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2] 「お知らせコーナー」

役場や農協等の機関から住民宛に情報を発信するための掲示板的な広報ページである。

3] 「新聞」

各新聞社のホームページヘのリンクを表示したページであり、誰でも容易にニュースを参照できるようになっている。

4] 「天気予報」

気象協会のホームページとリンクしたページである。コンテンツの作成過程でアンケートを取ったところ、天気や防災に関するものの希望が多かったことに基づくものであり、今後、住民の要望に応じて、防災等、地域情報の提供についても検討される予定である。

5] 「メール」

CATV網に接続された町民間での電子メールを交換するためのページであり、端末を識別して、その個人宛の伝電子メール一覧を表示し、リモコン操作で容易に電子メールが読める仕組みとなっている。また、パソコンがなくても電子メールを作成できるように、画面上のキーボードに対するリモコン操作または付属のキーボードを利用して文字入力を行う方式となっている。

6] 「さがす」

一般の検索エンジンにリンクしたページである。

7] 「情報」

県や、町に関連した公益団体等、地域に関係の深い団体のホームページヘのリンクと、「電子メール帳」として実験メンバー80人のメールアドレスを掲載したぺージである。

なお、住民の負担については、CATVの基本放送は衛星放送(有料放送)を除き無料、インターネットでHP閲覧と町内でのイントラネットによるメールについては無料で町外との利用については有料である。

 

(3) 現在までの成果と今後の予定

・双方向の情報通信には、住民の誰でもが容易に電子メールを発信できる事が重要であるが、実験では70歳以上の人がメールを発信できるようになった例もあるとのことである。少なくとも電子メールを見るだけであれば、リモコンを利用した簡単な操作で可能であるため、町では、これまで情報機器に縁遠かった住民が最初は電子メールを読むことから始め、やがては自分で発信できるようになることを期待している。

 

 

 

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