既存の手続きシステムは、ORBの上で行われる。それぞれのシステムが別々の言語やOSで構成されていても、ORBによりプラットフォームの差異が吸収されるので問題はない。ぺーパーべースの手続きであっても、その手続きを登録するコンピュータ端末を設置し、そのアプリケーションとORBが連動すれば全体の連携は可能である。
外部機関からの手続きの依頼はORBを通してオブジェクトに送られ、オブジェクトの連携によって既存の手続きシステムに渡される。既存のシステムからの外部機関への処理依頼も、同様にオブジェクトによって行われる。各処理には手続きを認証するための電子署名が付随し、特定の機関で行われた手続きについて確認が可能である。以下に、公的機関と民間企業の連携についての詳細を述べる。
(1) 官々
公的機関同士の場合、中央の機関であればクローズドなネットワークの構築が可能であると考えられる。