4) Simplified Method(ポール:CEN)
CENのポールからも簡易式の提案があったが、本基準の計算結果より要求板厚が、薄くなる場合があり、これは、本来の主旨(本基準遵守)に反するので、提案は見送りとなった。
5) 落下試験
6m以下の艇で、基準を満足しているかどうか判定するため、代替方法として、落下試験を提案したが、各国の賛同は得られず(ほぼ、全員反対)見送りとなった。
また、このときにでた意見は次のとおり。
・落下試験は危険で、かつ費用がかかる。
・壊れたときの判定が難しい。
・落下試験ではなく規定の衝撃加速度を10回程度受ける航走試験の方が、わかりやすい。(これも却下された)
疲労破壊が判定できない。(本基準でも疲労破壊は判定できない。材料強度に安全率を入れている。)
落下試験は、図面化や計算を行わず製造した場合の判定に用いられるので、そのような艇を輸入する場合、検査する側には有効な手段となる。ただし、国内のボート製造業者は、この程度の基準式は計算できるし、図面による製造が一般的なので、この提案が見送りになっても、実害はないと思われる。
4.2 WG5 ENGINE AND PROPULSIVE SYSTEMS
2日間とも各Partのドラフトに対して各国から提出された意見を審議する形で進められた。
主として、日本から出した提案に対する審議結果(誤記に関するコメントは省略)を報告。
今回のコメントに対する正式回答と審議結果を反映した修正版ドラフトが、発行されるので、そちらも参照のこと
4.2.1 ISO/DIS 10088: Permanently installed fuel system and fixed fuel tanks
(a) 資料
1] Permanently installed fuel systems and fixed fuel tanks(添付資料8)
2] Report of voting(添付資料9)
(b) 議事概要
1) (4.10)燃料残量確認のための「Sight gauges」には、自動バルブ(スプリング式)だけでなく、使用するときのみ手動で開閉するバルブを上下につけた方式も認めて欲しい。
→認める。ただし、オーナーズマニュアルに記載する必要はない。
2) (6.2.1)エアベントシステムに使うホースの最小径は、12mmではなく11mmにして欲しい。
→認める。文中の12mmを11mmに修正する。Dual Vent Systemの文章も削除。