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新しいかたちの自立の実践?バウンドリ?の確立を通して?

 事業名 保健医療に関する教育及び調査研究
 団体名 ライフ・プランニング・センター 注目度注目度5


4. バウンドリーのない人の症状

 

バウンドリーが確立していないといろいろな症状が生じます。これは大きく2つに分けることができます。第一は臨床的な症状で、第二の症状は関係的です。

 

1) 臨床的症状

 

a. うつ状態

バウンドリーが侵され続けるとうつ状態になります。なぜかというと、バウンドリーが侵されることは自分の何かを失うことを意味します。たとえば、いつも「ノー」と言わないで、その人の誘いに従うということは、自分自身を否定することになります。つまり、喪失です。あまり意識はしていませんが、無意識的に喪失を経験しているのです。

何かを失う。たとえば友達を失う、家族を失う、大事なものを失う、そうすると何となく落ち込んでしまいます。バウンドリーが侵されるということは、喪失を体験しているのだということです。

 

b. 怒り

バウンドリーが侵されている状態が長く続けば続くほど、深いところに怒りの感情が蓄積されます。慢性的にたまりますと、その怒りはしばしば自分にも向いてきます。自分の基本的な権利が奪われていると、自分に怒りを向けてきてしまいます。「おまえはどうしてそういうことができないんだ」という怒りが非常に深いところにあるのですが、多くの人たちは気づいていません。

 

 

 

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