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2]朝日町エコミュージアム

a. 事業名:

「朝日町エコミュージアム構想」

b. 事業主体:

朝日町エコミュージアム研究会、朝日町役場(企画課)、朝日町エコミュージアム研究機構。

c. 対象地域:

山形県朝日町全域。

d. 事業の経緯:

1982年に西沢信雄氏が設立した『朝日ナチュラリストクラブ』が前身となり、「人間と自然との共生」を実現させるため、1989年に『朝日町エコミュージアム研究会』(民間組織)を結成。一方、同年には行政の『朝日町第3次総合計画基本構想策定委員会』が発足し、まちづくりの基本テーマを「楽しい生活環境観、エコミュージアムの町」とする。1991年には、エコミュージアムの基本理念を取り入れた『第3次総合開発基本構想』が策定される。また、エコミュージアム研究会により『朝日町エコミュージアム基本構想』が提案される。この基本構想を受けて、町はエコミュージアム具体化のためのサテライトづくりおよび候補地選定を開始(図II-2-2)。1995年には基本構想の中で提案のあった住民と行政の協力によるシンクタンク的な役割を果たす『朝日町エコミュージアム研究機構』が設立される。現在サテライト案内人の会を準備中。また、拠点となるコア施設として生涯学習センターを建設中。

 

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図II-2-2 朝日町エコミュージアム施設概念図(朝日町資料を一部改変)

 

 

 

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