・商店街全体のマネジメントに努め、まちなみづくり、空き店舗対策、空地の活用を進め、周辺(綾羽町)と一体となった、ミニシアター・芸術村・しゃれた和雑貨の店・酒蔵・全国池田物産館などがある商業地へ(仕舞屋、空店舗、空地の活用)
・恒常的なイベント(毎週土日は必ず何かやる)のある商業地へ
・学生や研究者の集まる場、心のふれあいのある親しみやすい商業地へ
・若者が集まりやすいまちへ
○その他の沿道の将来イメージ(例)
・建物や街灯・ポストなどのデザインを和風で統一
2]伝統様式の建物・まちなみの保全や活用
○歴史的な街路形態や伝統様式の建物が残り、かつて文化庁の全国的な伝統的建造物群保存地区調査の対象となった綾羽町一帯については、地域住民などの意向を尊重しつつ、建物の保全や景観づくり、道路整備などを総合的に検討するため、街なみ環境整備事業(巻末3]用語説明参照)の活用を検討する。
その他の地区においても防災性や利便性向上に加え、市街地の歴史的特性に配慮した住環境の改善や良質な都市型住宅の供給、地蔵や井戸のある街角広場の整備などについて検討を行う(優良建築物等整備事業、賑わいの道づくり事業(巻末3]用語説明参照)などの活用)。
○河村商店や教育研究所などについては、かつて登録文化財(巻末4]用語説明参照)の指定を受けるよう大阪府から推薦された経緯がある。この他の主要な歴史的建造物(稲束家、豊島家など)も含めて、市は、今後も専門的な調査や所有者の意向、地域住民の意向を踏まえ、保全や活用施策を検討していく。
3]城跡公園の開設に伴う新規イベントなどの実施
○平成12年4月に開設予定の城跡公園は本市の歴史のシンボルとして市民が誇れるものである。市は、この公園の利活用を市内はもとより全国に広くPRし、市民からのアイデアも募って池田の歴史や文化に親しめるイベントを展開していく。
○イベント開催にあたっては、主催者の如何にかかわらず、地元商店街などとともに池田駅から城跡公園に至る回避ルートの設定や商店街のイベント開催についても検討し、公民一体となって地域の活性化に向けた活動に取組む。