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また、地域住民懇談会や若者懇談会及びヒアリング調査で提案のあった事項、他市の事例から本市でも可能性のある事項などについては「一般事項」として整理した。

なお、事業の推進にあたっては、関係者及び関係団体の協力が不可欠であり、これらの団体などと調整・連携を図りつつ進めていくものとする。

また、今後予定されている中心市街地活性化基本計画との関連についても配慮していくものとする。

 

ア 主要事項

1]緑と歴史の回廊づくりの推進

○緑と歴史の回廊づくりは調査対象区域の主要な歴史・文化資源をネットワークし、地域整備と連動して池田らしい都市空間の創出をめざすものである。市は、これまでの検討を踏まえ、各道筋について地域防災計画との整合を図りつつ、住民参加のもとに、道路本体と沿道のまちなみのあり方などについて具体的な検討を進める。

これと併せて、関係機関のコンセンサスを得るように努める。

 

○能勢街道と重なる都市計画道路中央線は、緑と歴史の回廊計画において「歴史のみち」として位置づけられており、回廊の中心となる重要な道路である。このため、街路事業を軸に沿道の商業地整備やまちなみづくりと一体となった整備の検討を進める。これについては、本町通りまちづくり協議会を中心に共通の認識のもとで、市は、沿道の地域住民の自主的な取組みを促し、これを支援し地域住民の要望に極力応えていくものとする。また具体化にあたっては、市は、市街地の交通計画全体の充分な検討を行った上で、歴史性に充分配慮した道路空間をつくっていく。沿道のまちなみ形成については建築協定などを活用し地域住民の自助努力も促す。

 

○道路の整備イメージ(例)

・本町商店街では、できるだけ通過交通を排除し、民有地も活用して極力歩道空間を広く・魅力的なものとしていく。

 

○本町通り商店街の将来イメージ(例)

−日常生活品を扱う一般的な商店街から観光・イベント対応型商店街ヘ−

 

 

 

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