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平成12年4月に開設予定の城跡公園完成予想図

(資料;池田市みち・みどり課)

 

4]五月山、猪名川沿いの遊歩道整備、緑のまち空間整備

○五月山については、保全を原則とするが、花見やイベント時のニーズに応じた休憩施設や駐車場などの充実に努める。施設整備にあたっては、透水性舗装やソーラーシステムによる照明など地球環境に配慮するものとする。

 

○猪名川沿いの堤防上の道路については、大阪府や兵庫県及び近隣市と共同で、遊歩道、並木道整備を検討する。

 

○杉ヶ谷川(注2)沿いに、歴史に因んで桃李の植樹を行い、親しみのある河川空間を創ることを検討する。私有地については地域住民や地権者にも協力を求め、苗木の配布などの支援を検討する。

 

(注2)

「すがたにがわ」と読む。五月山から綾羽町、新町を通り、猪名川へと流れる。江戸期、杉ヶ谷川周辺は、桃(もも)や李(すもも)の果樹園で、白い花が雪のようだと文人達によって詠われた。池田の代表的文人である荒木李谿(1736年〜1807年。江戸時代中期の儒学者富永仲基の甥にあたる。)の号は、同氏が友人達と遊んだこの谷の名前から採ったものだといわれている。荒木李谿及び富永仲基に関しては、巻末2]-1歴史・文化資源一覧表の「人物」の欄を参照されたい。

 

 

 

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