7.2.7 まとめ
本計算は小物部材は除いてあり、又構造上ルール値以上の部材寸法を採用したものもあるので正確な比較と言えないが、オーダー的把握にはなると考えられる。
以下、中央部3m長さのブロックにおける船殻重量及び溶接長計算値を使用して3ケース相互間の重量及びコストの超概算比較を行う。その前提として、重量格差は船の全長25.15m中18m(3m×6)に適用出来、船殻工数は溶接長に比例すると仮定する。
前掲の重量及び溶接長の計算値を再掲すると次のようになる。(3m長さ当たり)
1)縦構造 space 600/300-600/400の比較
主船体重量増640kg(107×6=642)
溶接長減 8%
今、アルミ材料費(インボイス、含副資材)=700千円/t、主船体船殻工数=3,000hr、w/cレート=4,000円/hrと大雑把に仮定すれば、