7.2.5 溶接長の計算
(備考)1)船側、甲板部の隅肉溶接は断続溶接として長さに0.6を乗じた。突合せ部は2パスとし、板厚4mmを1.0とし9mmを1.25として長さに乗じて溶接長を修正した。隅肉も之に準じた。 2)桁部材の面材の隅肉溶接を含む。 3) 4)小物部材は除外。
(備考)1)船側、甲板部の隅肉溶接は断続溶接として長さに0.6を乗じた。突合せ部は2パスとし、板厚4mmを1.0とし9mmを1.25として長さに乗じて溶接長を修正した。隅肉も之に準じた。
2)桁部材の面材の隅肉溶接を含む。
3)
4)小物部材は除外。
7.2.6 座屈強度 前述した様に、特に上甲板の座屈強度を確保しなければならない。別資料(旅客船関係)で述べた様に座屈応力はパネルのアスペクト比、板厚により変化するので、通常使用される板厚に就いて計算すると座屈応力σcr(kgf/mm2)は下表のようになる。但しa=500mm。
7.2.6 座屈強度
前述した様に、特に上甲板の座屈強度を確保しなければならない。別資料(旅客船関係)で述べた様に座屈応力はパネルのアスペクト比、板厚により変化するので、通常使用される板厚に就いて計算すると座屈応力σcr(kgf/mm2)は下表のようになる。但しa=500mm。
即ち上甲板の厚さが7mmの場合でもb≦500mm以下とするようパネルブリーカー(カーリング)を設けなければならないことが判る。 設けるパネルブリーカーは、両端をスニップすることなく、肋板に溶接固着すること。スニップすると波浪衝撃荷重によりクラックを生じ易い。
即ち上甲板の厚さが7mmの場合でもb≦500mm以下とするようパネルブリーカー(カーリング)を設けなければならないことが判る。
設けるパネルブリーカーは、両端をスニップすることなく、肋板に溶接固着すること。スニップすると波浪衝撃荷重によりクラックを生じ易い。
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