日本財団 図書館


2. スカーフ継手の試験板製作要領

 

2.1 概  要

スカーフ継手の物性の評価試験を行うため、2種類の方法によるスカーフ継手を製作、それぞれからテストピースを採取する。

母材の積層板は(M600+R810)構成の3層プラスM600とし、ガラス含有率が42%になるように積層を行う。

母材の積層板を7等分に切断し、それぞれ指定のスカーフ加工を行い、2種類2方法の継手積層を行う。

 

2.2 母材の積層板の製作

母材のガラス構成は次による。

無色G+(M600+R810)×3+M600

積層板の寸法は1m×2.4mとし、積層工程及び条件は次のとおりとする。

 

148-1.gif

 

積層条件は温度15℃〜18℃湿度50%〜70%で行うものとし、積層時間の記録、使用部材の名称・物性の記録をする。

 

2.3 母材の切断

1m×2.4mの母材の積層板を下記の寸法に切断する。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION