付録 スカーフ継手の物性評価試験
I. スカーフ継手の物性評価試験・その1
1. 概要
FRP製船体の新造・修理に際し必要な継手の一つとして、最も基本的であり、かつ重要なスカーフ継手について、その、物性評価試験を行った。
試験板は、アイ・エイチ・アイ・クラフト株式会社において製作し、その試験と試験結果のまとめを東京大学工学部船舶工学科において行った。
昭和62年度に行った試験は、試験板の寸法不足により、4点曲げ試験に支障があったので、昭和63年度において追加試験を行ったので、その2として掲げる。