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ネスティング作業の結果は、フロー図の[板情報・取材配置]ファイルに、板単位に部品名称と板系座標変換指数、正/反サインで収納される。つまり部品形状を使ってネスティングはしたが、その結果を形状込みにではなく、配置パラメータに絞って次のカッターパスシステムに渡すのである。このため、この受渡しファイルをネスティング・パラメータ・ファイルと呼んでいる。

なぜ、こうするか。

ネスティングとカッターパスの作業のタイミング間の設計改正:例えば艤装パイプ貫通開孔やサポート取付位置マーキンの追加…を含む最新の部品データをNC加工に反映させるためである。

フロー図での[ネスティング・システム]の左肩[ネスティング・デフォルト]は、標準値のテーブルで、切幅/材料比重/板厚範囲(例:+2mm以内なら取材可)などの入力流用に使われる。

 

6.3.2 カッターパス

ネスティングされた板の切断手順作成システムである。

ブリッジ/切り残しなど切断留意点を先に指定しておけば、あとは切断スタート点/エンド点のみの指示で、自動的に指定トーチ回転方向に切断経路を作成してゆく。

[画面6.3.2 切断処理]に、その状況を示す。

 

142-1.gif

画面6.3.2 切断処理

 

 

 

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