ロンジのブロック継手は、[図2.4.6 垂れ下がりロンジの継手]に示すように、相互のロンジ面の交線なので、僅かながら折れ: KL角を持ち、ウェブとフランジの切度は必ずしも直角ではなくなる。フラットや水平ストリンガーに取り合うロンジ端では、局部的に捩じることになるが、[図2.4.7 ロンジの捩じれ解消案]のようにすれば避けることもできよう。
図2.4.6 垂れ下がりロンジの継手
このような合理化は、作画現図でもできなくはないが実に面倒で、数値現図でなければ現実的にならなかった。特に取り上げて解説したゆえんである。
図2.4.7 ロンジの捩じれ解消案
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