これを代表的に、2]に類する"垂れ下がりロンジランディング"で示そう。
曲り外板のロンジは、通常は[図2.4.1 水平ランディング例]でも見れるように、空間で「平面曲り×側面曲り×捩じれ」を合わせ持っており、曲げ加工が面倒であり、精度も保ちにくい。別冊『原寸型・定規』参照。
[図2.4.3 ロンジフレームの取付構造]は、同名の特許に掲載した図であるが、左図は、その通常の曲り外板ブロックを、1枚の板と1本のロンジでシンボリックに示し、3ブロックが接続されている。右図が、それに対応する「側面曲り×捩じれ」ナシ+「平面曲り」ノミ…としたロンジフレームの状態を示したもので、各ブロックの各ロンジのウェブ面が、夫々空間平面内にあるようになっている。
こうすればロンジは、横肋骨構造のフレームと同じく、フレームベンダーだけで加工可能となる。この方式が"垂れ下がりロンジランディング"である。