面を張る方式のパソコン・フェアリングシステムは、いくつか既に実用されているが、使われ方が、設計は線×現図は面とか、設計は面×現図は線…のように、木と竹を接ぐ場合に不具合があるように聞く。そもそもの機能内容に、又は運用操作に問題があるのか…実情は詳らかではない。再現に使うバッテンが異なるから当然…とも推察される。やはり線での計画図には、同じく線でのフェアリングで一貫するのが、適当ではなかろうか。
線/面いずれにしても、計画と現図計算とが同じ数値バッテンのシステムで行われれば解消するはずで、そうならば、設計工程を分けることなく初期段階と仕上げ段階とを連続させて[計画=現図]の運用としたい。
本件はまた末尾の章で、全体のシステム運用の所掌として触れることにする。