世上のシステム・ソフトの中には、パソコン・システムとは称しても[図1.2.3 ネットワーク]に見るサーバー: 纏めを担当する親機が、パソコンではなく、もっと上位のEWSであって、クライアント: 連結しても単独でもシステム処理ができる子機のパソコンが、単なるインプット端末にすぎないことがある。留意したい。
どのシステム・ソフトもパソコン単体で走るのが、まさしくパソコン・システムと呼べるものである。
数値現図の目的の第一は、高精度の一品データを作り出すことで、高価なNC切断機の導入は、必ずしも付物ではない。
[図1.2.4 アウトプット選択]に示すように、小型造船所なら原寸型を作画するドラフターで充分に効果が出る。
もし外板やフレーム処理から始めるのなら、寸法表を打ち出す汎用プロッターだけでも使える。事例は、別冊『原寸型・定規』に示してある。