日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 産業 > 運輸.交通 > 成果物情報

造船現図指導書?数値現図?

 事業名 小型造船技術講習
 団体名 日本小型船舶工業会 注目度注目度5


日程計画; 立案・協議・改訂、定期調整・緊急調整(会)

期間; キックオフ〜適用第1船の組立完了

定常運用準備; 初回作業記録(作業者・項目・時間・特記/反省改善事項)

 

運用: −

日程計画方法; 試案検討(様式・管理量・前後工程との関連・計画/実績の対比)

定常作業の予定; 場所レイアウト・設備定常点検

システムの改善; 適用船毎の反省会(メンテナンス要望項目の検討・決定)

実施状況監査; 標準の実行・資料の整理・設備の保全

 

項目は以上である。協議検討の糸口として、列挙してみた。

本項冒頭に断ったように、それぞれの造船所には、それなりの現状条件があり、何が最適か一律には論議できない。

要は関係者全員が意識的に考えて、相互に教えあい合意を纏めることにある。

 

1.2.2 システムの選択

基本は、数値現図システムに合わせて、造船所システムを設定するのではない。

あくまで現時点で「こうしたい」造船所システムに合う数値現図システムを調べて選ぶのである。合わなければ合うように手直し追加を要求してみる。

さらには: −

●いざというとき即座に実務上の支援がえられる

●常時メインテナンスされている

●将来は上流システムへの遡行ができる

あたりが、その他の主な判断要件であろう。

取引先や外注先、企業系列のシステムとの差異は、そう重要ではない。データの互換性は付けれる道がある。システムの互換性や相互運用性については後述する。

 

1.2.3 システムのカバー範囲

一般に次頁[図1.2.1 数値現図システム構成]に示すのが、全範囲である。

この図で、矩形枠に囲んだものがシステムの機能部分になるサブ・システム、本の断面の形の枠内は作成情報の整理保存の機能で、ファイルとかデータベース: DBとか呼ばれるものである。その区別は: −

ファイル: ノートのように必要事項を参照するため整理メモにしたもの(比較的小)

DB: 辞書のように必要の都度に検索できるように情報を収納したもの(比較的大)

と理解してよい。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら

日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
171位
(35,650成果物中)

成果物アクセス数
81,295

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2023年3月18日

関連する他の成果物

1.FRP船修理標準工作法
2.アルミニウム合金母材及び溶接継手の静的強度
3.アルミニウム合金溶接継手の欠陥と強度
4.溶接変形と歪み取り対策
5.アルミニウム合金船建造における「工数低減・性能向上のための改良材料、半加工部材及び工作・接合法に関する新動向」
6.構造設計アラカルト及びコストダウン方策について 付/19GT型水産高校小型実習船の材質別比較について
7.船舶の安全性余談
8.ISO?9000による品質管理の手法
9.平成11年度通信教育造船科講座受講者募集要領
10.平成11年度通信教育造船科講座のしおり
11.平成11年度通信教育造船科講座?添削問題?
12.平成11年度通信教育造船科講座スクーリング(面接指導)の実施要領
13.平成11年度通信教育造船科講座?スクーリング試験問題?
14.通信教育造船科講座正解集(平成11年度)
15.小型船造船業の実態調査報告書(11年度版)
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から