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同調査によれば、こうした異業種交流グループの活動目的を「交流中心」と「開発中心」に大別すると、設立時期が近年になるほど「開発中心」が多くなる傾向にあり、特に平成2年以降に設立されたグループの半数以上が開発を目的としているとの結果が報告されている。

また、開発を目的とした異業種交流グループを、開発テーマを決定するための情報交換や研修を行っている「交流段階」、テーマが決まり、研究開発を行っている「開発段階」、研究開発が終了し、事業活動に入るまでの「事業化段階」、事業活動を行っている「市場化段階」の4段階に分けると以下のようになっている。

 

図表III-2-9 「開発」を目的とした異業種交流グループの活動段階

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資料:中小企業総合事業団「グループ情報調査」8年10月

 

中小企業庁調査によれば、中小製造業における異業種交流グループへの加入目的は、「情報の収集」「人脈の拡大」等、複数の企業との交流一般を目的とする企業が多いが、「新規事業分野に進出」「自社既存技術の向上」「新技術の開発」「新製品の開発」等、踏み込んだ目的を持って参加する企業も少なからずみられ、異業種交流グループを通じて自社の不足する経営資源を補完し、戦略的に活用しようとしている様子がうかがえる。

 

図表III-2-10 異業種交流グループへの加入目的(中小製造業)

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資料:中小企業庁「製造業経営実態調査」9年11月(複数回答)

 

 

 

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