日本財団 図書館


2.8 [2.1.2.5]Dynamic Tracking(Test Method:T)

 

2.8.1 目的

正常飛行時の精度が[2.1.2.1]の評価基準を保つことと、異常飛行時にalertが出力されることを確認する。実際には出力データを受ける外部機器がalertを判定するので、alertの有無の判定に必要なデータを得られることを確認する。([2.1.3.5]は同じ評価内容)

 

2.8.2 試験条件

[2.5.8]Steady-State Accuracy Test 記載のシナリオは以下のとおり。

Scenario #1:Steady-State Accuracy Test(GPS Only)

SAなし。

GPS6衛星を300sec.受信したのち2衛星のRFを出力しないようにして4衛星に減らす。(受信機側で衛星を選択しないようにするのではなくシミュレータのRF停止によって受信衛星数を変えること) (Scenario #2:WAASを含むシナリオのため使用しない)また、Appendix M.4.6の記述より、6衛星時HDOP≦2.0かつVDOP≦6.0

4衛星時HDOP≦3.0かつVDOP≦9.0であること。これに準じ、以下の動作をするモデルを想定する。飛行動作はFIGURE2-18およびTABLE2-25のようにする。水平、垂直方向の動作はFIGURE2-19のようにサイクル1と2が交互になるようにすること。

 

017-1.gif

FIGURE 2-18 GENERIC DYNAMIC PROFILE

 

TABLE 2-23 DYNAMIC PROFILE VALUES FOR THE INTERFERENCE INTEGRITY TESTS

017-2.gif

 

 

([2.1.2.5]記載: 以下の動作に対してmisleading informationを出力しない保証がなければならない)

 

017-3.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION