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4 住民に分かり易い情報提供の実現

 

行政情報の積極的な提供を推進するには、住民がホームページを利用するに当たって、見たい情報をどれだけ短時間で容易に見つけることができるか、また、情報が住民にとって分かり易い表現になっているかなどを考慮する必要がある。

そのため、ホームページ内のメニュー構成や用語の説明を補記し、ある程度まで説明が必要な事項については、チュートリアル・システムを付加すること、電子的手段による情報公開システムの存在及びその利用方法を広報紙など従来の手段によって広報・周知することなどの工夫が求められる。

これからの住民サービスは、行政への様々な要求に応えて行く必要があると思われ、ネットワークを利用した情報提供は、このための大きな力になると考えられる。しかし、せっかく提供した情報が利用されないようでは、それは提供していないのと同じである。

今後は、より分かり易い情報の提供が要求されるようになり、そのような要求に応えるために、住民により分かり易い情報提供ということを念頭にシステム化を図って行く必要があると思われる。

 

 

 

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