日本財団 図書館


TRADE/CEFACT/2000/19

24 January 2000

CEFACT総会に提出されたLWG委員長の報告書

目的:

CEFACT/LWGの目的は、CEFACTの委任に従い、その使命の範囲内で現行の法的諸問題に取組むことである。戦略としては、CEFACTの使命および到達目標を阻害するような法的制約を確認し、かつ、これらの法的制約を解決するための実際的な改善策を提案することである。

成果

LWGは、1999年の1月、5月および9月に、計3回、会合を開いた。

第1回の会合において、LWGは、モデル電子商取引協定書案(the draft Model Electronic Commerce Agreement)の改訂版を検討した。さらに、法律問題ラポーターに対する新しい委任事項をCEFACT総会に提出することを決議した。

第2回の会合において、LWGは、モデル電子商取引協定書案の討議を終了し、これを、CEFACT事務局を通して、CEFACTの組織内外の諸団体や機関に送付し、広く意見を求めることを決定した。また、このモデル電子商取引協定書を導入するためのコミュニケーション・プランを検討し、種々の意見のうち、プレスリリースを作成することを決定した。最後に、LWGの作業計画を再検討して、次の項目を作業計画に追加することを決定した。(1)電子商取引に関する条約(Electronic Commerce Convention)、(2)モデル仲介協定書(Model Intermediary Agreement)、及び(3)e-コマースに関する行動規範(Code of Conduct for e-Commerce)。

この会合の際に、Mrs.Anne Troye-WalkerがLWG委員長を辞任したので、新委員長にProf.Rob van Eschを選出した。また、Prof.Samaranayake(AFACT/LWG委員長)とMr.David MarshをLWG副委員長に選出し、かつ、Mr.MarshをUN/CEFACTの法律問題リエーゾン・ラポーターに指名した。LWGは、UNCITRALの法律担当部長であるMr.Renaud Sorieulを第2法律問題リエーゾン・ラポーターに再任命した。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION