・Strategic Goals For The 21st Century-A Report of the Mobility for the 21st Century Task Force
・Transit in University Communities Conference
●その他
・奨学制度American Public Transit Foundation Scholarship Program (APTF)
・Catalog of Member Products and Services (COMPS)
2) 欧州の関連団体
関連団体とその動向を以下に示す。
1] 英国Transport Research Laboratory (TRL)
元々、英国運輸省の一部として、60年以上の歴史を有していたが、1996年に民営化された。民営化後も国に対して研究成果を提供するが、同時に新たな顧客を開拓することが期待されている。
450名の従業者がいるが、その専門は数学、工学、地学、コンピュータ、統計等多岐にわたっている。
環境関連の研究はTRLのSafety and Environment Centerで行われている。このセンターには、自動車の公害、大気汚染、騒音と振動、環境評価等のスペシャリストがおり、空気の質に係わる研究は1970年代から行われている。
環境関連の事業では、国際的な環境標準の開発や環境アセスメントの技術、交通への影響等を、地方自治体、コンサルタント、製造業者、オペレーター等に提供している。特に自動車関連の大気汚染と自動車騒音については、ラボと設備を有して対応している。
多数の国際的プロジェクトへ関与しているが、環境関連では以下に係わっている。
・POLMIT (Pollution of Groundwater and Soils by Road and Traffic Sources)
また、年間70本程度の調査研究を行っており、最近のものとして以下があげられる。
・TRL307 Traffic calming and vehicle emissions: a literature review
・TRL327/EN Traffic management and air quality research programme
・TRL270/EN Environmental traffic management: a review of factors affecting cold start emissions
・TRL174/EN The environmental assessment of traffic management schemes: a literature review
・TRL180/EN Traffic calming: vehicle noise emissions alongside speed control cushions and road humps
・TRL235/EN Traffic calming: vehicle generated ground-borne vibration alongside speed control cushions and road humps
出版物も多数あり、都市交通、交通プランニング、開発途上国における道路の安全性向上、各種マニュアル、ハンドブック等の他、ソフトウェアの提供も行っている。
2] 英国The Institute of Logistics and Transport(ILT)
この研究所は1999年6月に、英国のInstitute of LogisticsとThe Chartered Institute of Transportが統合して設立された。
目的は、交通とロジスティックスに係わる専門的な人材の育成と、交通とロジスティックスに係わる政策提言にある。
以下のような事業を行っている。