1] (財)日本自動車輸送技術協会
1965年に設立され、職員数70名、基本財産1億円、年間予算14.8億円の財団法人である。
以下のような事業を行っている。
・自動車の使用及び整備に関する技術の調査研究
・自動車の安全・公害に関する技術の調査研究・試験
・自動車排出ガス試験装置の設備
・自動車の基準・認証制度等に関する国際化
2] (財)運輸低公害車普及機構
1987年に設立され、基本財産4.3億円、年間予算約15億円の財団法人である。
以下のような事業を行っている。
・低公害車の普及に関する調査研究、情報提供、啓蒙活動、国際協力
・道路運送事業者に対する低公害車の貸出事業
・道路運送事業者が借り受けまたは購入する低公害車に対する助成(トラックなど)
・道路運送事業者が利用する燃料供給施設の整備及び運営
・低公害車の使用者、整備実施者等に対する講習会および研修会、コンサルティングの実施
・低公害、低燃費となる道路運送事業用自動車の使い方についての調査研究
・市販のバンをベースにしたメタノール実験車製作
3] シップ・アンド・オーシャン財団(SOF)
1975年に、日本財団から繰入れられた2千万円の基本財産により設立された。
造船技術及びこれに関連する技術の研究開発への補助や融資を主な事業としているが、環境関連では以下のような事業を行っている。
・舶用天然ガスエンジンの研究開発
・小型高速艇の減音化に関する研究開発
・遮熱エンジンによる廃食用油等の処理システムに関する研究開発
・船舶から発生するCO2の抑制に関する調査研究
・海洋流出油の防御、回収等の海洋油濁防止技術の向上を図るための装置、資機材、機器類等の開発・改善に関する試験研究、および海洋環境保全技術の向上に資する調査研究
職員数は20名、年間予算は49億円強である。