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表2-4-3 実施において配慮する事項

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4]教育効果の評価

 

今回の調査では取り上げていないが、教育の効果を確認することも必要である。接遇・介助教育が行われていても、得られた知識が研修時だけで終わってしまい、現場に活かされなければ意味がない。研修内容が受講者ひとりひとりに身についたかどうかの確認は、利用者からの反響がひとつのバロメーターであるが、受講者自身による研修の評価を測定する何らかの方法も必要と考えられる。受講者からの教育プログラムに対する評価は受講後のアンケート調査等により実施されていることが多い。海外の事例でも教育の効果を受講者自らが評価しているアンケート調査の事例もある(アムトラック参照)。こうした評価をさらに客観的に把握し次の改善に活かせるように、教育内容や教育にかける時間と関連させて評価方法を検討することが必要である。

 

 

 

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