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図2-2-2 従業員向けテキスト(左)および利用者向け案内冊子(右)

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b. 今後の計画および課題

 

国内線・国際線で事情も違い、一律の教育は難しい状況にある。

車いすの一度の旅客機での取り扱い数は決まっているが、近年、養護学校の遠足なども増え、PGセンターを通じて、乗務員を一時的に増員するなどの対応を開始している。表2-2-3は1999年4月の車いす等の利用実態である。通常、概ね年間30,000件の利用がある。

 

表2-2-3 1999年4月の利用件数

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4]福祉輸送(宮園自動車株式会社福祉部)

 

a. 事業の概要

 

一般のタクシー事業とは別に福祉部を設置し、行政からの委託を中心に昭和52年から事業を開始した。

現在、乗務員280名、添乗員110名、さらに営業員という構成で運営している。リフトタクシー11台、寝台ハイヤー41台、福祉輸送(養護学校等送迎)165台で担当がわかれて専門化している。

 

 

 

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