2)緊急時及び安全のために必要な施設に対して必要なもの
○安全………………………………安全や防災に関する施設、設備
3)行動を規制するために必要なもの
○禁止………………………………一般の行動において行為を禁止するため
○注意………………………………一般の行動において注意を喚起するため
○指示………………………………一般の行動において指示に基づく行為を強制するため
6. 表示事項選定の考え方
図記号が多数の支持を得て統一的に使われるよう、3段階の推奨度と5つの選定事由を設定し、それに基づき128項目の表示事項を選定した。
1)推奨度A
○安全性及び緊急性に関わるもの
○多数のユーザーにとって重要なもの
○移動制約者へのサービスに関わるもの
※図形、色彩を変形しないで用いることを強く要請する。
2)推奨度B
○多数の利用者が通常の行動や操作をする上で、概念及び図形を統一することによって利便性が高まると期待されるもの
※図形を変形しないで用いることを推奨する。
3)推奨度C
○多数の利用者が通常の行動や操作をする上で、概念の統一が必要であるもの
※表示事項の基本概念を変えない範囲で、適宜図形を変形して用いてもよい。
7. 候補図形選定の考え方
1)6名のワーキンググループを設置し、それぞれの専門的見地から評価した。
2)128項目の表示事項を図材別に分類して最も適切な図形を各々1点選び出し、リ・デザインの候補図形とした。適切な図形がない場合は仮案を示した。
3)評価基準は、表現の意味性に重点を置いた。ただし、点数で採決するのではなく、メンバーがそれぞれの項目について個別に評価した案を持ち寄り、全員合意の下に結論を導く方法を採った。