要旨
1. 作業内容
1) 平成11年度
○資料収集
○カテゴリーの分類
○表示事項の選定
○候補図形の選定
2) 平成12年度以降
○候補図形のリ・デザイン
○認知試験
○統一図記号の提案
○標準化
2. 一般案内用図記号導入の目的
1)一般施設で用いる図記号の統一を図るために、<標準>を設定する。
2)外国人等、共通の言語を持たない利用者に情報を提供する。
3)文字では判読しづらい距離からの視認を可能にする。
3. 対象とする図記号
一般の人々が通常の行動に必要とされる案内用図記号及び、安全、防災、禁止、注意、指示に関する図記号を対象とした。
4. 資料収集方法
1)国内の動向を知るために、関係省庁、団体、企業等から約300種類、のべ1500件のデータを収集した。
2)世界の動向を知るために、国際的規模で標準化を図る8団体のデータを収集した。
5. カテゴリー分類の考え方
図記号を体系的に整理するために、3項目の分類基準を設定して、8つのカテゴリーに分類した。
1)多数の利用者が通常の行動に必要な施設に対して必要なもの
○公共・一般施設………………一般公衆が利用する公共の施設、サービス
○交通施設………………………運輸関係の施設、公共輸送形態及び手続き施設
○商業施設………………………商業活動に関する施設
○観光・文化・スポーツ施設…観光地、文化施設、公共のスポーツ施設