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a. 設立の経緯および目的

 

MARTA(マサチューセッツ州地方公共交通事業者協会:Massachusetts Rural Transit Authority)はボストンを中心とした交通事業体MBTA(2-4参照)以外のマサチューセッツ州の交通事業体が結集する組織である。MArtap(Massachusetts Rural Transit Assistance Program)はそうした都市部以外の交通事業者を支援するためのプログラムである。

主たる目的は、特に公共交通が弱い郊外部や小都市における交通事業者を対象に、従業員の職務に関するトレーニングの実施、利用者教育、その他情報交換を通じてお互いの利便をはかることを目的としている。地方の小さな一事業者では対応できない系統的な従業員教育等を実施している。また、補助を受けるための州との窓口として機能している。

マルタは、15のRTAs(Regional Transit Authorities)とよばれるMBTA以外の交通事業者および、それらと契約を結んで運行の実際を担う受託事業者等が加入している。以下(図2-2-6)に活動の概略図を示したうえで、具体的な内容を述べる。

 

図2-2-6 MARTAの活動の概略図

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b. 活動内容

 

主な活動内容は以下の通りである(表2-2-13)。講習、研修等の会議参加費の補助から、教材のレンタルにかかる郵送費用の補助まで、零細事業者の負担を少しでも軽減するための措置が取られており、細かな配慮がなされている。

MARTAの主催で実施するトレーニングプログラムは、主にパラトランジットの運転者を対象に、1993年から2,200余名を教育してきた実績がある。1回4時間のセッションを年に36回実施(夜間や週末の実施も含む)している。

 

表2-2-13 MARTAの主要な事業

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