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自分で作るお話

 

先生に聞いたお話を絵に描くのに対して、自分で創作したお話を絵に描く場合があります。この場合には、まず先生からきっかけとなる話(条件)を聞きますが、後は自由にお話を創作できるので、より創造的な表現を期待することができます。

物語の絵は聞いた物語からイメージしますが、この場合には自分で好きなことがイメージできるので、できあがった作品はどれもお話の内容が違ってきます。「続きはどうなるかな」「もしも○○したら」「いまごろ○○さんは」などと、投げかけてみましょう。

 

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南の島のキリンさん

南の島に不思議な桃色のキリンがいました。あまりめずらしいので、キリンに乗せてとみんながたのみました。するとキリンは「もし南の島に雪が降ったら、その日に乗せましょう」と約束をしてくれました。みんなは雪が降るようにお祈りしました。ある日とうとう南の島に雪が降ってきました。子どもたちはきれいな挑色のキリンに乗せてもらって大喜びです。みんなはどこに乗りたいかな。

 

どんな花が咲くのかな

一つの柿の種に5〜6色の色をつけたものを渡しました。「これ何の種、きれいね」「まいたらどんな花が咲<のかな」植木鉢の中に入れました。

 

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この鉢に仕掛けがあります。

 

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もしも雨の中で遊べたら

もし雨の中で遊べたら大きな風船を飛ばしてかみなりさんをびっくりさせたい。きっときっとおどろくと思うよ。

 

いまごろサンタさんは…

クリスマスの人気者サンタクロースは夏には何しているのでしょうか。

暑い夏の日に「いまごろサンタさんは何してるかなー」とたずねると、いろいろなことを想像してくれました。

 

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とても暑いので、サンタさんきっとアイスクリームを食べてるよ。

 

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プレゼントがいるのでデパートでたくさん買ってきてふくろに入れているんだよ。

 

 

 

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