9.1.1 伝導無線周波数妨害イミュニティ試験(IEC60945-10.3)
(準拠規格IEC61000-4-6)
本試験は、80MHz未満の周波数において、電源スイッチング、エンジンイグニッションノイズ、音響測深機及び船舶の無線送信機から電力、信号及び制御ラインに誘導される妨害の影響をシミュレートするものである。
供試品を接地基準面から0.1mの高さにある絶縁支持体上に置く(図1参照)。通常動作と性能の検証に必要な電源及び信号を供試品に供給するための補助装置(AE)は、供試品から0.1m〜0.3mの距離に置いた適当な結合/減結合器(CDN: coupling and decoupling devices)を備えたケーブルによって接続する(図2参照)。CDNが使用できない場合は注入クランプを使用する(図3参照)。
