これらのGISコンサルタントは、インターネットを介して個人のホムページを利用して、あるいはGISコンサルタント団体組織のホームページで、彼らの経験や専門知識を披露し、その情報をもとに次のGIS導入自治体からお呼びがかかることも少なくないようである。
3] 自治体によるインターネット利用とデジタルマップ提供
連邦政府レベルでは各省庁で地図データの整備が行なわれている。中でも全米をカバーし、基図として広く利用されているのは商務省国勢調査局の「TIGER」と、USGS国土地図作成局の「DLG」(Digital Line Graph)ファイルである。ちなみに国勢調査データは、「TIGER」空間データと共に、インターネット上で街単位に検索・表示することができる(国勢調査の地図データとテキストデータの検索例:
http://tiger.census.gov/cgi-bin/mapbrowse-tbl)。