・NTTデータ通信株式会社では、1台9800円の卓上ICカード・リーダライタを開発し、平成9年4月より販売を開始。
・NTT、次世代テレカに非接触型ICカード採用へ
NTTは、99年から導入する次世代テレホンカードとして非接触型ICカードを採用する模様である。NTTが今回導入するのは、JR東日本が実験で使っている「近接型」(数cm〜20cmの距離で読み取り可能)の非接触型ICカードの見通しで、当面はテレカと同様の使い捨てのプリペイド・カードとして発行する模様。
・Maxellが0.15mm厚ICカードシートとそれを用いた薄型非接触ICカードを開発
厚さ0.15mmの非接触ICカードシートを開発、それを用いた薄型非接触ICカードと併せ、97年10月よりサンプル出荷を開始する。
0.15mm厚ICカードシートは、現在ISOにおいても標準化作業が進められている通信距離が約10cmの近接型非接触ICカード用で、ICカード機能の実現に必要なICチップと、アンテナコイルが組込まれた厚さ0.15mmのシート状のもの。
内蔵メモリEEPROM、記憶容量1Kバイト、通信距離10cm
・大日本印刷株式会社は、磁気カード並みに低価格なCPU(中央演算処理装置)内蔵のICカードを開発し、本年9月より出荷を開始します。価格は1枚150円(10万枚ロット時 磁気テープなしのホワイトカード)、来年春にはさらにコストダウンを図る予定。
・日経産業:横浜で20万人規模の電子マネー実験。クレジット、デビット、電子マネーのすべてをとりまぜる?とのこと。「横浜情報ネットワーク」―相模鉄道、高島屋、三越、東急ハンズ、ダイエーらが設立―の主導で99年に20万人、約1000店舗が参加。「ビザキャシュ」「郵貯ICカード」との互換性を持たせるらしい。
・旭川平和通商店街「105カード」1万2千枚
・駒々根スタンプ(協)等「つれてってカード」1万7千枚
・伊那市コミュニティカード導入委員会等「いーなちゃんカード」1万4千枚
・西新道錦会商店街「エプロンカード」6千枚
・諌早中央商店街「ピコカード」6千枚
・滝川情報事業共同組合「商店街ポイントカードシステム」2万4千枚
・山形県米沢市「げんきカード」1万枚
・足利カード事業組合「おり姫カード」1万3千枚
・幸手市商業(協)「幸手市生協総合カード」8千枚
・三鷹市「三鷹市民カード&JCBスマートキャッシュ」6千枚
・あさひ銀行「早稲田大学生カード」6千枚
・出光興産「MYDOカード」120万枚