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4] 大宮市電子財布実験

 

埼玉県大宮市では、1998年2月よりIC電子財布の実験が郵政省を中心として実施を開始した。実験地区は、現在、与野市、浦和市にまで広がっており、同地区のスーパー(9店舗)、デパート(3店舗)、コンビニ(42店舗)でのショッピングが可能で、県内の47の郵便局がICカード対応型ATM、CDを設置している。参加企業は、郵政省をはじめとして、ダイエーグループ、セゾングループ、高島屋、丸井、NTT、KDD等のほか、JR東日本も参画している。JR大宮駅には、専用ICカードリーダ付き公衆電話、JR自動券売機等が設置されている。なお、同実験の同年9月末までのICカード発行枚数および利用状況は図表3-5の通りである。

 

図表3-5 郵便貯金大宮実験の状況(98.9.末)

 

ICカード発行枚数

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ショッピング等の利用状況

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出典:スマートカード欧州先進事例と国内本格導入への動き(沖電気工業:平松雄一)

 

 

 

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