2] 掌う相手を胸から離さずに、胸が元の高さにもどるまで完全に力を抜き、胸が元の位置まで戻ったら、そのままの姿勢で再び圧迫する。
3] 以上の動作を繰り返す。圧迫のスピードは、毎分80〜100回が目安であるが、圧迫する時間と力を抜く時間が等しくなるよう、リズミカルに圧迫しなければならない。
(4) 子供に対する心臓マッサージ
イ 乳児(1歳程度まで)の場合
心臓マッサージの圧迫部位は、左右の乳首を結んだ線と胸の中央の胸骨の線が交差する点より指1本下である。
2〜3本の指で毎分100〜120回のスピードで、相手の胸が1.5〜2.5cmへこむ程度に圧迫する。