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船舶通信シナリオ

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1) シナリオの条件

・ 日本人2名(船長、機関長)乗船の混乗コンテナ船で、日本最終港を発港して北米の最初の港を出港するまで

・ 情報通信関係の設備は、インマルB、C、GPS及びパソコン

2) シナリオの基本コンセプト

・ 乗組員人数は現状

・ 本船の負担を現状より減らす(書類作業の軽減)

・ 船内は日常業務及び通常起こりうる小さな事故に対応できるデータベースを持つ

・ 本社の機能は情報提供及び大事故の指揮

3) シナリオ

1] 出港前の準傭

船長は、気象情報会社から送られた予定航路図をチェックし、最新のETDを本社に再度メールする。

一等航海士は、最終の貨物及び本船コンディションのデータファイルを点検する。また、甲板長に出港準備が整ったかどうか確認する。

機関長は、機関室を一回りした後、出港準備がプログラムに従って進んでいるか端末を叩く。

 

 

 

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