･　一対一リレーションシップ

一対一リレーションシップでは、テーブルAの各レコードはテーブルBの1つのレコードにのみ対応し、テーブルBの各レコードはテーブルAの1つのレコードにのみ対応する。このように関連付けられたデータは、通常1つのテーブルに保存できるため、一対一リレーションシップはあまり一般的ではない。一対一リレーションシップは、多数のフィールドがあるテーブルを分割したり、セキュリティを保つためにテーブルの一部を分離したり、またはメインテーブルのサブセットにのみ適用される情報を保存するために使用される。例えば、次の例では、【社員】テーブルからサッカー選手だけを抽出し、新規に【サッカー選手】テーブルを作成する。

　

社員テーブル

サッカー選手テーブル

例1　一対一リレーションシップ

･　一対多リレーションシップ

一対多リレーションシップは、もっとも頻繁に使用されるリレーションシップである。

一対多リレーションシップでは、テーブルAの1つのレコードはテーブルBの多数のレコードに対応し、テーブルBの1つのレコードはテーブルAの1つのレコードに対応する。

次の例では、各仕入先は複数の商品を取り扱い、各商品を取り扱う仕入先は1つだけの場合である。

　

仕入先テーブル

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